『カッコーの巣の上で』






ストーリー
60年代の精神病院を舞台に、体制の中で抗う男の姿を通して人間の尊厳と社会の不条理を問うK・キージーのベストセラーを、チェコから亡命してきたM・フォアマンが映画化した人間ドラマ。
アカデミー賞で作品・監督・脚色・主演男優(ニコルソン)、主演女優(フレッチャー)が受賞した秀作。

1963年9月、刑務所の強制労働を逃れようと精神病患者を装ったランドル・P・マクマーフィー(ジャック・ニコルソン)が、オレゴン州立精神病院の門をくぐる。
病棟は絶対的権力を握るラチェッド婦長(ルイーズ・フレッチャー)が全てを仕切り、患者達はディスカッションの場でも、彼女に逆らう者はいなかった。
抑圧された状況の中で生気のない生活を送る入院患者達に驚いたマクマーフィーは、婦長と対立しながら、彼らに生きる喜びを与えていく。そして患者達が少しずつ人間としての活力を取り戻していくが、体制に逆らい続けたマクマーフィーには恐ろしい運命が・・・・。



感想(評価:★★★★★満点)
この作品は「面白かった」と言って良いような内容ではないのでどう表現したら良いのか難しいですが、一言で言うなら「良かった」。
結末も決していいとは言えないような感じなんですが、この作品自体の訴えたい事っていうのがすごく伝わってきました。
精神障害者に人間としての尊厳を認めず酷い扱いをする病院側には本当に腹が立ちました。それに対し、青年患者を守るために自分が脱走する機会を犠牲にしたマクマーフィーには深く共感し、感動しました。
これは絶対に見てほしい作品です。









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