ストーリー 昭和20年代末の東京では、ある奇怪な噂が世間を騒がせていた。雑司ヶ谷の久遠寺医院の娘、梗子(原田知世)が20ヵ月もの間妊娠し、夫は密室から消えてしまったというのだ。 小説家の関口巽(永瀬正敏)はふとしたことから事件に関わり、私立探偵の榎木津礼二郎(阿部寛)と捜査に乗り出すのだが、次々と新たな謎が出現する。 元看護婦の謎の死、消えた新生児、妖怪“姑獲鳥”の呪い……ついに“憑物落とし”京極堂(堤真一)が立ち上がる。果たして聞くも恐ろしい事件の真相とは? 憑物を落として事件を解決する新たなる名探偵、京極堂こと中禅寺秋彦には、堤真一。その友人の関口、榎木津、木場修太郎には、永瀬正敏、阿部寛、宮迫博之。 さらに事件の鍵を握る久遠寺姉妹には原田知世が二役で挑むという超豪華キャスト。原作は京極夏彦原作の小説。監督は、日本映画界を支える鬼才にして巨匠、実相寺昭雄。 感想(評価:★★★☆☆) 実はこれ、小説は断念しました。が、映画はそれなりに楽しめました。 まぁ序盤の京極堂の長い話が原作の五分の一だったのがよかったのか(私は小説のこの部分で挫折)。 原作を読んでいる友人は少し物足りないようでした。が、あの長台詞は結構苦痛かも。 関口君視点でストーリーは進んでいくんですが、あんまり感情移入できないんですよね。なんでだろう。 演出は舞台を思わせましたが、非常にラストが見ずらい。 キャストは素晴らしい。 金田一耕助のようにテレビシリーズでも良かった気がします。嫌いな話ではないので次回に期待。 |
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